英語での日付の書き方は、「アメリカ式」と「イギリス式」の2つの書き方があります。
違いは「年月日の順序」なのですが、慣れていないと混乱するかもしれません。
そこでこの記事では英語での日付の書き方について、アメリカ式とイギリス式の違いを紹介しながら、実際の表記の仕方についてもお伝えしていきます。
もし日付を英語で書く場合は、参考にしてみて下さい。
アメリカ式とイギリス式の日付の書き方の違いは、「年月日の順序」です。
アメリカ式では「月/日/年」の順序で書き、「2019年6月27日」であれば「6/27/2019」と表記します。
一方、イギリス式では「日/月/年」の順序で書き、「2019年6月27日」であれば「27/6/2019」と表記します。
どっちがどっちだったか忘れてしまった時は、「アメリカは月に最初に行った(月を先に書く)」という言葉を思い出してみて下さい。
また、アメリカ式もイギリス式も「カジュアルな書き方」と「フォーマルな書き方」の2通りがあります。
| 2019年6月27日の場合 | |
|---|---|
| アメリカ式 | 「6/27/2019」 年を省略して「6/27/19」「6/27/’19」でも良い。 |
| イギリス式 | 「27/6/2019」 年を省略して「27/6/19」「27/6/’19」でも良い。 |
家族や友人など、親しい間柄でやり取りする場合は、上記のようなカジュアルな表記を使いましょう。
一方、英語での日付のフォーマルな書き方は、以下のよう「/(スラッシュ)」を使わずに表記します。
| 2019年6月27日の場合 | |
|---|---|
| アメリカ式 | June 27th, 2019 日付の後に「,(カンマ)」を入れる。日付の「th」を省いて「June 27, 2019」でも良い。 |
| イギリス式 | 27th June 2019 アメリカ式と違い「,(カンマ)」入れない。日付の「th」を省いて「27 June 2019」でも良い。 |
ビジネスシーンやかしこまった場などは、上記のフォーマルな表記を使いましょう。
続いて、英語での日にちの表記についてお伝えします。
英語での日にちの表記は、アメリカ式もイギリス式も同じです。
「first」「second」「third」と読む日にちに関しては、それぞれ数字の後に「st」「nd」「rd」と付けます。それ以外は、数の後に「th」をつけます。
以下、改めて頭に入れておいてきましょう。
| 日にち | 表記 | 読み方</th |
|---|---|---|
| 1日 | 1st | first |
| 2日 | 2nd | second |
| 3日 | 3rd | third |
| 4日 | 4th | fourth |
| 5日 | 5th | fifth |
| 6日 | 6th | sixth |
| 7日 | 7th | seventh |
| 8日 | 8th | eighth |
| 9日 | 9th | ninth |
| 10日 | 10th | tenth |
| 11日 | 11th | eleventh |
| 12日 | 12th | twelfth |
| 13日 | 13th | thirteenth |
| 14日 | 14th | fourteenth |
| 15日 | 15th | fifteenth |
| 16日 | 16th | sixteenth |
| 17日 | 17th | seventeenth |
| 18日 | 18th | eighteenth |
| 19日 | 19th | nineteenth |
| 20日 | 20th | twentieth |
| 21日 | 21st | twenty first |
| 22日 | 22nd | twenty second |
| 23日 | 23rd | twenty third |
| 24日 | 24th | twenty fourth |
| 25日 | 25th | twenty fifth |
| 26日 | 26th | twenty sixth |
| 27日 | 27th | twenty seventh |
| 28日 | 28th | twenty eighth |
| 29日 | 29th | twenty ninth |
| 30日 | 30th | thirtieth |
| 31日 | 31st | thirty first |
続いて、英語での曜日の表記についてもこれを機に見ていきましょう。
アメリカ式もイギリス式も、曜日は「年月日」の前に置きます。
以下のように略語が使われることもあります。ただ、口語では略さずに発音します。
| 曜日 | 表記 | 略語 |
|---|---|---|
| 日曜日 | Sunday | Sun. |
| 月曜日 | Monday | Mon. |
| 火曜日 | Tuesday | Tue. 「Tu.」「Tues.」でもOK |
| 水曜日 | Wednesday | Wed. |
| 木曜日 | Thursday | Thu. 「Thurs.」「Thur.」「Th.」でもOK |
| 金曜日 | Friday | Fri. |
| 土曜日 | Saturday | Sat. |
次は、英語での月の表記です。
それぞれに略語がありますが(「May」は例外)。フォーマルなシーンでは略さないのが一般的です。
| 曜日 | 表記 | 略語 |
|---|---|---|
| 1月 | January | Jan. |
| 2月 | February | Feb. |
| 3月 | March | Mar. |
| 4月 | April | Apr. |
| 5月 | May | May(略さない) |
| 6月 | June | Jun.(略さない場合もある) |
| 7月 | July | Jul.(略さない場合もある) |
| 8月 | August | Aug. |
| 9月 | September | Sep. 「Sept.」でもOK |
| 10月 | October | Oct. |
| 11月 | November | Nov. |
| 12月 | December | Dec. |
英語での日付の書き方では「,(カンマ)」と「 . (ピリオド)」を使うことがありますが、ここでそれぞれの使い方について見ていきましょう。
| 「,(カンマ)」 | 「 . (ピリオド)」 | |
|---|---|---|
| アメリカ式 | 曜日と日にちの後ろに「,(カンマ)」を入れる。 ex)Thursday, June 27th, 2019 |
月や曜日を略語で表記する際に「 . (ピリオド)」を使う。 ex)Thu. Jun. 27th, 2019 |
| イギリス式 | 曜日の後ろに「,(カンマ)」を入れる。 ex)Thursday, 27th June 2019 ※日にちの後ろには入れない |
月や曜日を略語で表記する際に「 . (ピリオド)」を使う。 ex)Thu. 27th Jun. 2019 |
英語での月日の読み方は、たとえ略語であっても省略せずに読むのが基本です。
またイギリス式のみ、日にちと月の間に「of」を入れて発音するのが一般的です。
| 日付 | 読み方 | |
|---|---|---|
| アメリカ式 | Thu. Jun. 27th, 2019 | Thursday, June twenty seventh, twenty nineteen. |
| イギリス式 | Thu. 27th Jun 2019 | Thursday, twenty seventh of June, twenty nineteen. |
日付とともに用いられる前置詞は「on」です。
「on June 27th, 2019(2019年6月27日に~)」のように使います。
時間やタイミングを表す前置詞には、他にも「at」や「in」がありますが、日付には使用しません。
「at」は「at ten.(10時に)」というように特定のタイミングを指すのに使い、「in」は「in December.(12月中に)」というように長い期間を指す場合に使います。
アメリカ英語でもイギリス英語でも、日付の前には「on」を使っていきましょう。
以上、英語での日付の書き方についてお伝えしました。
英語での日付の書き方は、アメリカ式とイギリス式で異なります。
アメリカ式では、「月/日/年」の順で「June 27th, 2019(2019年6月27日)」のように書きます。
イギリス式では、「日/月/年」の順で「27th June 2019(2019年6月27日)」のように書きます。アメリカ式と違って、日にちの後ろに「 , (カンマ)」はいれません。
また、友人や家族などカジュアルなやり取りをするシーンでは、「/(スラッシュ)」を使って表記することもあります。例えばアメリカ式だと「6/27/2019」、イギリス式だと「27/6/2019」のように書きます。
そのようにアメリカ式とイギリス式で書き方が違うので、この記事を参考にして、正しい書き方を身に着けていきましょう。
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