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英文法 英語の形容詞|副詞との違いや用法の解説【よく使われる単語も紹介】

英語の形容詞、正しく使えていますか?

形容詞とは「名詞や代名詞を修飾する言葉」で、「美しい」や「暑い」のような、日本語だと「い」で終わるものです。

英語は「主語」と「動詞」だけでも最低限のコミュニケーションは可能ですが、より細かい表現をしたり、詳しく物事を伝えたりする際に形容詞は欠かせません。

そこでこの記事では英語の形容詞について、副詞との違いや形容詞の限定用法、叙述用法や語形、そしてよく使われる形容詞などをお伝えしていきます。

形容詞のマスターは英語力アップには欠かせないので、参考にしてみて下さい。

形容詞と副詞の違い

形容詞と似たものに「副詞」があります。形容詞と副詞の違いは、修飾するものが違うということです。

先ほどお伝えしたように、形容詞とは名詞を修飾する品詞です。例えば、「熱いコーヒー」の「熱い(hot)」は「コーヒー」という名詞を表した形容詞です。

一方、副詞は名詞以外を修飾する言葉です。例えば、「とても熱い」の「とても(very)」は「熱い」という形容詞をを修飾している副詞です。

参考記事:英語の副詞の使い方と位置を完全説明

形容詞は「名詞を修飾するもの」と覚えておきましょう。

形容詞の用法

形容詞の使い方は「限定用法」と「叙述用法」の2つがあるのですが、まずは限定用法からお伝えします。

形容詞の限定用法(attributive use)

形容詞の限定用法(attributeve use)とは、名詞の意味を限定する形容詞の使い方のことです。

限定用法では、形容詞は基本的に名詞の前に配置されますが、名詞によっては後ろに配置されることもあります。

例えば「可愛い犬(a cute dog)」は、「犬(dog)」という名詞の前に「可愛い(cute)」という形容詞を配置することで、どんな犬なのかという意味(ここでは「可愛い」)が限定されます。

「犬」の中でも「可愛い犬」に限定しているわけです。「可愛くない犬」でもなく「醜い犬」でもなく、可愛い犬です。

「限定」という言葉がややこしく感じるかもしれませんが、カンタンに言えば名詞に情報を付け加えることで、どんな名詞なのかをより明確にするイメージです。

上記の例は名詞の前に形容詞を配置するものでしたが、以下のように名詞の後ろに配置するパターンもあります。

  • I want to drink something cold.(冷たい飲み物が飲みたい)

「cold(冷たい)」という形容詞は、「something(この場合は「何かの飲み物」)」を修飾していて、飲み物を「冷たい飲み物」と限定しています。

「something」だけではなく「anything」や「everything」など、「~thing」を修飾する場合は、形容詞は後ろに配置されることを覚えておきましょう。

複数の形容詞のつける順番について

名詞を修飾する形容詞は一つではなくて、複数重ねることが出来ます。

ただ、どんな順番でもOKというわけではありません。基本的には「強調したい形容詞を先に配置する」で良いのですが、正しい順番があります。

もちろん正確な順番ではなくても文脈で通じることはありますが、以下の順番で形容詞を配置すると、自然な表現になります。

  1. determiner(限定詞)  … a, my, the
  2. opinion(主観) … cute(可愛い), lovely(愛らしい), cool(かっこいい), beautiful(美しい)
  3. size(大きさ) … big(大きい), small(小さい), short(短い), tall(高い)
  4. age(新しさ・古さ) … new(新しい), old(古い), young(若い)
  5. shape(形) … sharp(鋭い), flat(平べったい), round(丸い)
  6. color(色) … white(白い), black(黒い), blue(青い)
  7. origin(出身・所属) … Asia(アジアの), Japanese(日本の), Europe(ヨーロッパの)
  8. materials(素材) … iron(鉄の), silk(絹の), wool(ウールの)
  9. purpose(目的) … shopping(買い物をするための), running(走るための), training(トレーニングするための)

以下、形容詞を複数使っている例を見てみましょう。

  • a beautiful young asian woman(1人の美しくて若いアジア人女性)

1.限定詞⇒2.主観⇒4.新しさ⇒7.出身⇒名詞の順になっています。

形容詞の叙述用法(predicative use)

形容詞の叙述用法(predicative use)とは、名詞の性質や状態を表す形容詞の使い方のことです。叙述用法では、形容詞は名詞の後ろに配置されます。

以下、形容詞の叙述用法の例です。

  • He is tall.(彼は背が高い)

「tall(高い)」という形容詞は、「He(彼)」の性質を表しています。「he = tall」という関係が成り立つ文型であり、この場合の形容詞は補語となります。

また叙述用法の場合、形容詞を重ねて使うことは出来ません。形容詞を重ねる場合は、「He is tall and cool.」のように「and」を使ったり、「He is cool but crafty.(彼はカッコいいがずる賢い)」のように「but」を使ったりします。

  • The news made me sick.(そのニュースは私の気分を悪くさせた)

「sick(気分が悪い)」のは「me(私)」であり、名詞(この場合は代名詞)を形容詞が修飾する形となっています。

「make + A + B」は「AをBにする」という意味になりますが、Bに形容詞が入ります。この形が成り立つ動詞は「make」以外にも、「find」「get」「leave」などがあります。

形容詞の語形

英語の形容詞には、名詞や動詞に接尾辞をつけることで形容詞の形になる単語があります。

例えば、「music(音楽)」に「ical」という接尾辞をつけると「musical(音楽の)」という形容詞になります。

接尾辞を覚えておくことで、例え意味が分からなくても名詞や動詞の意味さえ知っていれば、どんな意味なのかをある程度推測することが出来ます。

以下、接尾辞がつく形容詞の一例を紹介するので、これを機に改めて覚えておきましょう。

 接尾辞  例
 -i)an 性質、~人、~の  Asian(アジアの)
 -(i)ous ~の多い、~性の  dangerous(危険の多い)
 -able/-ible/-ble 能力  capable(有能な)
 -le/-ial 性質、~すること  trial(試みの)
 -ant/ent 性質、~する人  malignant(悪意のある)
 -ary ~関する  temporary (一時的な)
 -ed ~されている  frustrated(いらいらした)
 -en 素材・材質  wooden(木の)
 -ern 方向  southern(南の)
 -ful 満ちている  peaceful(平和な)
 -ic/ical/al/ial 性質  musical(音楽的な)
 -ish 性質・状態・属性  foolish(愚かな)
 -ive 傾向・性質  effective(有効な)
 -less ~ない、~できない  endless(終わりのない)
 -like ~らしい、~のような  childlike(子供のように純粋で)
 -ory 性質・場所  preparatory(準備の)
 -worthy ~に値する  trustworthy(信頼できる)
 -y 状態・性質  sleepy(眠い)

また、「形容詞 + ly」で副詞になる単語があるので(cleanlyなど)、「ly」がつく単語は副詞だと思っている人もいるかもしれません。

が、以下のように「名詞 + ly」で形容詞になる単語もあるので、間違えないように注意しましょう。

  • daily(毎日の)
  • weekly(毎週の)
  • monthly(毎月の)
  • yearly(毎年の)
  • friendly(友好的な)
  • lovely(かわいらしい)
  • timely(ちょうど間に合った)

形容詞以外を形容詞として使う用法

名詞や動詞、副詞などの単語であっても、使い方によっては形容詞として使うことが出来ます。

それぞれの使い方についてお伝えします。

名詞の形容詞的用法

名詞の前に、形容詞となる名詞を配置することで、後ろの名詞を装飾することが出来ます。

以下、名詞の形容詞的用法の一例です。

  • cat food(猫用のフード)
  • chiken rice(チキンライス)
  • seat belt(シートベルト)

動詞の形容詞的用法

動詞の「現在分詞」と「過去分詞」を形容詞として使うことが出来ます。

現在分詞の形容詞的用法

「動詞 + ~ing」の形である現在分詞を名詞の前に配置することで、「~している〇〇(名詞)」のように名詞を修飾することが出来ます。

以下、現在分詞の形容詞提供法の一例です。

  • a running man(走っている人)
  • a walking man(歩いている人)

ただ、名詞がどこにいるかの場所を示す単語も付け加える場合は、「a man running in the park」のように、名詞の後ろに「現在分詞 + 場所」を付け加えるので注意が必要です。

過去分詞の形容詞的用法

過去分詞を名詞の前に配置することで、「~された〇〇(名詞)」のように名詞を修飾することが出来ます。

以下、過去分詞の形容詞提供法の一例です。

  • a broken watch(壊れた時計)
  • a boiled egg(ゆで卵)

また、誰によって「~された」のかを詳しく伝える場合は、「a book written by brother」のように、名詞の後ろに「過去分詞 + by ~」を付け加えます。

副詞の形容詞的用法

一部の副詞も、名詞を修飾する形容詞的な使い方が出来ます。

以下、副詞の形容詞提供法の一例です。

  • Even she doubted him.(彼女さえも彼を疑った) 副詞の「even」が「she」を修飾しています。
  • Only he survived.(彼だけが生き残った) 副詞の「only」が「he」を修飾しています。

よく使う形容詞一覧

最後に、よく使われる形容詞の例を紹介します。

これを機に形容詞を覚えて、英語の表現の幅を広げていきましょう。

感情を表す形容詞

感情や気分を表す形容詞は、「be動詞 + 〇〇」や「make + 名詞 + 〇〇」などという言い方で表現出来ます。

以下、よく使われる例を紹介します。

 感情を表す形容詞  意味
 happy  幸せな、ハッピーな
 glad  嬉しい
 delighted  大喜びして
 ecstatic  有頂天の
 pleased  喜んで
 relieved  ホッとした
 comfortable  快適な
 interesting  面白い
 sad  悲しい
 lonely  孤独な
 gloomy  憂鬱な
 confused  混乱した
 depressed  落ち込んだ
 nervous  神経質な、ナーバスな
 angry  怒った
 mad  頭にきて
 enraged, furious  激怒した
 annoyed, irritated  イライラして
 steamed  プンプンして
 infuriated  ひどく腹を立てる
 shocked  ショックを受けて
 surprised  驚いて
 frightened  ぎょっとした
 stunned  愕然とした

性格を表す形容詞

自分や相手の性格を表す形容詞の例を紹介します。

 性格を表す形容詞  意味
 tactful  気が利く
 curious  好奇心旺盛な
 obstinate  頭が固い
 disorganized  いいかげんな
 stubborn  頑固な
 generous  寛大な
 selfish  自己中心的な
 egotistical  自分勝手な
 intense  情熱的な
 kind  親切な
 amenable  素直な
 lazy  怠惰な
 dependable  頼りになる
 short-tempered  短気な
 withdrawn  引っ込み思案な
 critical  批判的な
 crazy  変わっている
 motivated  やる気がある
 funny  愉快な
 cheerful  陽気な
 levelheaded  冷静な

外見を表す形容詞

外見を表す形容詞は、日常でよく使われるものです。

使いやすい例を紹介するので、参考にしてみて下さい。

 外見を表す形容詞  意味
 beautiful  美しい
 sexy  色気のある
 pale  顔色が悪い
 cool  かっこいい
 stylish  スタイリッシュな
 cute  かわいい
 muscular  筋肉質な
 tall  背が高い
 short  背が低い
 medium-sized  中肉中背の
 middle-aged  中年の
 elderly  年を取った
 bald-headed  禿げた
 handsome  ハンサムな
 fat  太っている
 thin  痩せている
 plump  ぽっちゃりした
 attractive  魅力的な

外見を表す形容詞

外見を表す形容詞は、日常でよく使われるものです。

使いやすい例を紹介するので、参考にしてみて下さい。

 外見を表す形容詞  意味
 beautiful  美しい
 sexy  色気のある
 pale  顔色が悪い
 cool  かっこいい
 stylish  スタイリッシュな
 cute  かわいい
 muscular  筋肉質な
 tall  背が高い
 short  背が低い
 medium-sized  中肉中背の
 middle-aged  中年の
 elderly  年を取った
 bald-headed  禿げた
 handsome  ハンサムな
 fat  太っている
 thin  痩せている
 plump  ぽっちゃりした
 attractive  魅力的な

味や食感を表す形容詞

味や食感を表す形容詞は、「It’s 〇〇」という使い方で問題ありません。

以下、よく使われる例を紹介します。

 味や食感を表す形容詞  意味
 sweet  甘い
 salty  しょっぱい
 spicy  辛い
 thick, strong  味が濃い
 thin  味が薄い
 greasy, heavy  脂っこい
 garlicky  ニンニクのきいている
 chewy  歯ごたえのある
 crispy  サクサクした
 crunchy  バリバリした

天候を表す形容詞

天候を表す形容詞は、「It’s 〇〇」という言い方で問題ありません。

以下、よく使われる例を紹介します。

 天候を表す形容詞  意味
 fine  良い
 lovely  良い天気の
 clear  良く晴れた
 nice  気持ちの良い
 sunny  日が照った
 cloudy  曇った
 overcast  どんよりした
 damp  じめじめした、不快な
 hazy  もやがかかった
 foggy  もやの立ち込めた
 muggy  暑苦しい
 scorching  焼けるように暑い
 stormy  暴風雨の
 rainy  雨の
 windy  風の強い
 snowy  雪の降る

まとめ

形容詞とは「名詞や代名詞を修飾する言葉」です。「cute(可愛い)」「hot(暑い)」「kind(親切な)」などが形容詞にあたります。

形容詞は日常会話に限らず、どんな場面でも使われるものです。英語は動詞が重要と言われることがありますが、形容詞も同じくらい重要です。

形容詞をマスターすることで、表現の幅が広がります。ぜひ形容詞の使い方をマスターして、英語力をアップさせていきましょう。

もしあなたが正しい文法や表現を身に着けたいのであれば、英会話教室で学ぶことをおすすめします。

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