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リスニング・スピーキング英語の有名な格言・名言を文法的な解説を踏まえて紹介

格言・名言を文法的な解説を踏まえて紹介

この記事では、英語の有名な格言・名言について「モチベーション」「人間関係」「仕事」「人生」に関するものを紹介します。

格言や名言というものは、自分にはない視点を提供してくれたり、大切な考え方を教えてくれたりするものです。

文法的な解説を踏まえながら紹介するので、文法について学びつつ、名言で視野も広げて、一気にレベルアップしていきましょう。

モチベーションをあげたい人に紹介したい英語の名言

モチベーションややる気が上がるような、英語の格言・名言を紹介します。

If you can dream it, you can do it.

「夢を描くことができれば、それは実現できる。」

ディズニーランドの創始者である Walt Disney(ウォルト・ディズニー)の名言です。

「If you can ~」とは、「もし~が出来るなら」という意味です。そして後半の「it」は、「あなたの夢」を指しています。

家を作るためには「設計図」という形にすることから始めるように、夢を実現させるためにはまずは「思い描くこと」から始めなければいけません。

あなたが何かを成し遂げたいのであれば、まずは実現したあとを鮮明にイメージしてみましょう。

It always seems impossible until it’s done.

「何事も成功するまでは不可能に思えるものである。」

南アフリカの政治家である Nelson Mandela(ネルソン・マンデラ)の名言です。

「it seems ~」は「それは~のように見える、思える」で、「until it’s done」は「それが成されるまで」となります。

成功には「諦めない心」が大事だということを教えてくれる名言です。

Indecision is often worse than wrong action.

「決断しないことは、時として間違った行動よりたちが悪い」

フォード・モーター創業者の Henry Ford(ヘンリー・フォード)の名言です。

「worse than ~」で「~よりも悪い」となります。この一文には含まれていませんが、「素早く行動することの大切さ」を伝えています。

行動すれば、何が良くて何が悪いのかが分かります。改善点も見えてくるものです。しかし、躊躇している間は、何が良くて悪いのかも分かりません。時間を無駄にしてしまうだけなので行動しよう、という意味が込められている名言です。

It has been my observation that most people get ahead during the time that others waste.

「たいていの人(成功者)は他人が時間を浪費している間に先へ進む。これは私が長年、この目で見てきたことである。」

こちらもヘンリー・フォードの名言です。

「has been」という現在完了が使われていて、この場合は「長年この目で見てきた(my observation)」と訳せます。また、「most people」は「most successful people」の略です。

多くの人が休んでいる時こそ成功者は勉学に励んでいるとは言いますが、それを表現した名言です。

I will prepare and some day my chance will come.

「準備しておこう。チャンスはいつか訪れるものだ。」

米国の第16代大統領である Abraham Lincoln(エイブラハム・リンカーン)の名言です。

「I will prepare (for my chance)」と「some day my chance will come.」という2つのシンプルな英文を「and」でつなげたものです。

Kites rise highest against the wind – not with it.

「凧が一番高く上がるのは、風に向かっている時である。風に流されている時ではない。」

英国の政治家である Winston Churchill(ウィンストン・チャーチル)の名言です。

「not with it」の「it」は、「the wind(風)」のことを指しています。そして「with the wind」で「風に流される」という意味になります。

Continuous effort – not strength or intelligence – is the key to unlocking our potential.

「力や知性ではなく、地道な努力こそが能力を解き放つ鍵である。」

これもウィンストン・チャーチルの名言です。

「not strength or intelligence」が主語である「continuous effort」を修飾していて、強調する形になっています。

He who moves not forward, goes backward.

「前進をしない人は、後退をしているのだ。」

ドイツの小説家であり劇作家である Johann Wolfgang von Goethe(ゲーテ)の名言です。

この名言は「He moves not forward」と「He goes backward」という2つの英文を、「who」という関係代名詞でくっつけているものです。

Imagination means nothing without doing.

「行動を伴わない想像力は、何の意味もない。」

英国の俳優でありコメディアンでもある Charlie Chaplin(チャーリー・チャップリン)の名言です。

「means nothing」で「なんの意味もない」という意味で、「without ~ing」は「~しないで、~なしでは」という意味です。

In the middle of difficulty lies opportunity.

「困難の中に、機会がある」

物理学者の Albert Einstein(アインシュタイン)の名言です。

「lies」はこの場合、「存在している」という意味になります。少し分かりにくいのですが、この英文は統治法が使われていて、主語は最後の「oppotunity」です。「機会」という言葉を強調するために、倒置法を用いて最後にもってきています。

Everybody has talent, but ability takes hard work.

「誰もが才能を持っている。でも能力を得るには努力が必要だ。」

米国の元バスケットボール選手の Michael Jordan(マイケル・ジョーダン)の名言です。

「Everybody has talent」と「ability takes hard work」という2つを、「but」でつなげたシンプルな英文です。

Learn from the mistakes of others. You can’t live long enough to make them all yourself.

「他人の失敗から学びなさい。あなたは全ての失敗ができるほど長くは生きられないのだから。」

アメリカ合衆国第32代大統領フランクリン・ルーズベルトのファーストレディである Eleanor Roosevelt(エレノア・ルーズベルト)の名言です。

「Learn from ~」で「~から学ぶ」という意味です。後半の「them」は「mistakes」を指しています。

人に優しくしたい人に紹介したい英語の名言

思わず人に優しくしてしまうような、人間関係の本質が詰まったような英語の格言・名言を紹介します。

Peace begins with a smile.

「平和は微笑みから始まります。」

マザー・テレサの名言です。

「begin with」は「~から始まる」という熟語です。短い英文ですが、コミュニケーションの基本であり本質を表した言葉です。

Love is doing small things with great love.

「愛とは、大きな愛情をもって小さなことをすることです。」

これもマザー・テレサの名言です。この場合の「with」は「~をもって、~と共に」と訳します。

If you judge people, you have no time to love them.

「人を批評していると、人を愛する時間がなくなります。」

もう一つマザー・テレサの名言を紹介します。

「もし~なら、~だ」という英文で、直訳すると「もしあなたが人々を批評していたら、あなたには人々を愛する時間がない」となります。

He liked to like people, therefore people liked him.

「彼は人を好きになることが好きだった。だから、人々は彼のことを好きだった。」

米国の作家であり小説家でもある Mark Twain(マーク・トウェイン)の名言です。

「therefore」は「だからこそ、それゆえに」といった原因を表す言葉です。人を好きになるにはまず自分が好きになることという、先に行為を示すことの重要性を説いた名言です。

The best way to cheer yourself up is to try to cheer somebody else up.

「自分を元気づける一番良い方法は、誰か他の人を元気づけてあげることだ。」

これもマーク・トウェインの名言です。

一文は長いですが、第2文型「SVC」というシンプルな構造です。

  • S(主語):The best way to cheer yourself up
  • V(動詞):is
  • C(補語):to try to cheer somebody else up.

Love does not consist in gazing at each other, but in looking together in the same direction.

「愛はお互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめることである」

有名な「星の王子さま」の作者である Antoine de Saint-Exupéry(サン=テグジュペリ)の名言です。

「consist in ~」で「~にある」という意味です。また「not A but B」は「AではなくてBだ」という表現になります。

Happiness is a perfume you cannot pour on others without getting a few drops on yourself.

「幸福は香水のごときものである。 人に振りかけると、自分にも必ずかかる。」

米国の思想家であり哲学者でもある Ralph Waldo Emerson(ラルフ・ウォルドー・エマーソン)の名言です。

「cannot A without ~ing」で、「 Aをすれば必ず~する」という意味になります。

Other men are lenses through which we read our own minds.

「他人は、自分自身の心を読み取ることのできるレンズである。」

こちらもラルフ・ウォルドー・エマーソンの名言です。

「other men are lenses」と「we read our own minds」を、前置詞の「through」と関係代名詞の「which」でつないでいる英文です。

Envy is the ulcer of the soul.

「ねたみとは魂の腐敗である。」

古代ギリシアの哲学者 Socrates(ソクラテス)の名言です。「ulcer」は潰瘍という意味ですが、腐敗と訳されます。

ソクラテスが亡くなったのは紀元前399年と言われていますが、「他人をうらやむ」という人間心理は大昔から変わらないことが伺える名言です。

Do not do to others what angers you if done to you by others.

「他人からされたら怒るようなことを人にしてはいけない。」

こちらもソクラテスの名言です。

この英文の「if」は「もし~」というよりも、単純に「~されたら、~された場合に」と訳すと自然な日本語になります。

「人にされて嫌なことはするな」や「自分がして欲しいことを他人にしろ」といった訳され方をすることもあります。

Love is like a flower – you’ve got to let it grow.

「愛とは、育てなくてはいけない花のようなもの。」

John Lennon(ジョン・レノン)の名言です。

「you’ve got to let it grow」が「flower」を装飾しています。

種は一日で花開かないように、毎日献身的に水を上げて、辛抱強く育てることで生長します。それと同じで、人と人との愛も1日で成り立つものではなく、辛抱強く育てる意識が重要だ、という本質が詰まった名言です。

Be kind, for everyone you meet is fighting a harder battle.

「親切にしなさい。あなたが会う人はみんな、厳しい闘いをしているのだから。」

古代ギリシアの哲学者の Plato(プラトン)の名言です。

「Be kind for everyone.」と「everyone you meet is fighting a harder battle.」がくっついた、シンプルな英文です。

I have never met a man so ignorant that I couldn’t learn something from him.

「私は、何も学ぶべきものがないほど愚かな人に会ったことはない。」

Galileo Galilei (ガリレオ・ガリレイ)(イタリアの物理学者、天文学者、哲学者 / 1564~1642)

「I have never met ~」は「私は~に一度も会ったことがない」という意味の現在完了形の英文です。「that」以降の文章が、「a man so ignorant」を装飾しています。

良い人からは良い面を学び、悪い人からは反面教師として学ぶ姿勢を身に着けておけば、どんな人からも気付きや学びを得ることが出来る、という意味の名言です。

The most I can do for my friend is simply to be his friend.

「友人のために私がしてあげられる一番のこと、それは、ただ友人でいてあげること。」

米国の作家であり詩人である Henry David Thoreau(ヘンリー・デイビッド・ソロー)の名言です。

以下のように、シンプルな「SVC」の英文です。

  • S(主語):The most I can do for my friend
  • V(動詞):is
  • C(補語):simply to be his friend.

Kind words do not cost much. Yet they accomplish much.

「親切な言葉に費用はかからない。しかし、多くのことを成し遂げる。」

フランスの哲学者の Blaise Pascal(ブレーズ・パスカル)の名言です。

この場合の「yet」は、「それにも関わらず、しかしそれでも、それなのに」という意味の接続詞です。

親切な言葉を掛けるのにお金はかからないのに、友情をはぐくんだり、相手に元気を与えたり、信頼関係を構築したりと、様々な良い影響があるという本質がこめられた名言です。

仕事のやる気を出したい人に紹介したい英語の名言

続いて、仕事のやる気が出るような英語の格言・名言を紹介します。

Change before you have to.

「変革せよ。変革を迫られる前に。」

米国の経営者である Jack Welch(ジャック・ウェルチ)の名言です。

最後の「change」が省略されていて、厳密にいうなら「you have to change.」となります。

I have not failed. I’ve just found 10,000 ways that won’t work.

「失敗などしていない。うまくいかない方法を一万通り見つけただけだ。」

Thomas A. Edison(トーマス・エジソン)の名言で、シンプルな英文です。

1万通りであるにもかかわらず「just(~だけ)」と言い放てるのは、天才と言われるエジソンだからこそかもしれません。が、何かを成功するためにはそれくらい試行錯誤を重ねる覚悟が必要だ、という本質を学べる名言です。

When we go into that new project, we believe in it all the way. We have confidence in our ability to do it right. And we work hard to do the best possible job.

「新しいプロジェクトをひとたびやると決めたら、とことん信じ込むんだ。うまくやる能力があると信じるんだ。そして、これ以上はできないという最高の仕事をするんだ。」

ウォルト・ディズニーの名言です。

「all the way」には「完全に」という意味があり、ここでは「とことん」と訳しています。

また2つ目のセンテンスの「have confidence in ~」は「~に自信を持つ」という意味なので、「それを完璧に出来るという自信を持て」という訳でも良いでしょう。

Your most unhappy customers are your greatest source of learning.

「あなたの顧客の中で一番不満をもっている客こそ、あなたにとって一番の学習源なのだ。」

マイクロソフト社の創業者の Bill Gates(ビル・ゲイツ)の名言です。

「unhappy customers」とは、「不満を抱えた顧客」という意味です。英文自体はとてもシンプルです。

例え理不尽なクレームを言ってくる顧客であっても、そこには改善すべき点が見つかるものです。そして改善すればするほど、あなたの商品はより良いものになります。

ビジネス版の「ピンチはチャンス」的な名言です。

Our greatest weakness lies in giving up. The most certain way to succeed is to try just one more time.

「私たちの最大の弱点は諦めることにある。成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることだ。」

発明で有名なトーマス・エジソンの名言です。

「lie in ~」は「~にある」と訳せます。2つの英文とも、以下のように「SVC」構文です。

  • S(主語):Our greatest weakness
  • V(動詞):lies
  • C(補語):in giving up.
  • S(主語):The most certain way to succeed
  • V(動詞):is
  • C(補語):to try just one more time.

Don’t find fault, find a remedy; anybody can complain.

「あら探しをするより改善策を見つけよ。不平不満など誰でも言える」

ヘンリー・フォードの名言です。

「find fault」で「あら探しをする」という意味です。シンプルな英文ですが、思わずドキッとさせられてしまうような、仕事の真髄が詰まった名言です。

Determine that the thing can and shall be done, and then we shall find the way.

「そのことはできる、それをやる、と決断せよ。それからその方法を見つけるのだ」

米国の第16代大統領のエイブラハム・リンカーンの名言です。

「determine」は「決断する」という意味の動詞です。何を決断するのかは「that」の後の「the thing can and shall be done(そのことはできる、それをやる)」です。また、「find the way」で「方法を見つける」という意味です。

仕事だけに限りませんが、何かを成し遂げるためには方法を見つけるよりも先に「決断する」ことが重要だということが学べる名言です。

If I had six hours to chop down a tree, I’d spend the first four hours sharpening the axe.

「もし、木を切り倒すのに6時間与えられたら、私は最初の4時間を斧を研ぐのに費やすだろう」

これもエイブラハム・リンカーンの名言です。「if」を使った「もし~なら、~する」というシンプルな英文です。

仕事をするにあたって「準備」や「リサーチ(調査)」がいかに重要かを表現した名言です。

Only those who dare to fail greatly can ever achieve greatly.

「あえて大きな失敗をする人だけが、大きな成功を実現できる。」

米国の政治家の Robert F. Kennedy(ロバート・ケネディ)の名言です。

「dare to do」は「あえて~する」という意味で、この場合の「ever」は「achieve greatly(大きな成功を実現する)」を強調しています。

Never leave that till tomorrow which you can do today.

「今日できることを明日に延ばすな。」

米国の政治家である Benjamin Franklin(ベンジャミン・フランクリン)の名言です。

直訳すると「今日できることを明日まで残すな」となりますが、自然な日本語になるように「明日に延ばすな」としています。

A leader is a dealer in hope.

「リーダーとは『希望を配る人』のことだ」

フランスの皇帝 Napoleon(ナポレオン・ボナパルト)の名言です。

「dealer in ~」で「~を取り扱う者」です。「dealer in hope」という熟語はないので、「希望を配る人」と意訳されています。

人生を楽しくしたい人に紹介したい英語の名言

最後に、人生が楽しくなるような、前向きな考え方になる英語の格言・名言を紹介します。

Love the life you live. Live the life you love.

「自分の生きる人生を愛せ。自分の愛する人生を生きろ」

ジャマイカのレゲエミュージシャン Bob Marley(ボブ・マーリー)の名言です。ミュージシャンらしく、韻を踏んだような英文です。

構文もシンプルで、使われている単語もカンタンなものです。が、どう生きたらよいか?という大きな問いに的確に答えています。

My life didn’t please me, so I created my life.

「私の人生は楽しくなかった。だから私は自分の人生を創造したの」

フランスのファッションデザイナー Coco Chanel(ココ・シャネル)の名言です。

この場合の「please」は「喜ばせる」という意味で、「didn’t please me」で「私を喜ばせなかった(楽しくなかった)」という意味になります。

自分の人生が楽しいかどうかは自分で決めるものという、当たり前ですがふと忘れてしまう本質について語られている名言です。

There is more to life than increasing its speed.

「速度を上げるばかりが、人生ではない」

Mahatma Gandhi(マハトマ・ガンジー)の名言です。

「more A than B」で「BよりもA、B以外にもA」という意味になります。直訳すると、「速度を上げること以外にも、人生には必要なことがたくさんある」です。

例えば、売上ノルマを達成するために、必要としていない人たちに強引に売ってしまったとしましょう。ノルマは達成できても、売られた人たちはあなたのことを悪く思うかもしれません。

そのように効率を求めすぎると、人として大切なものを失ってしまうというメッセージが込められた英文です。

You’ll never find a rainbow if you’re looking down.

「下を向いていたら、虹を見つけることは出来ないよ」

英国の俳優であり映画監督でもあった Charlie Chaplin(チャップリン)の名言です。

「もし~だったら」という意味での「if」が使われているシンプルな英文です。

Happiness depends upon ourselves.

「幸せかどうかは、自分次第である」

古代ギリシアの哲学者 Aristotle(アリストテレス)の名言です。この場合、「depend upon」で「~かかっている」という意味になります。

The purpose of life is a life of purpose.

「人生の目的は、目的のある人生を送ることだ」

米国のチェスプレーヤー Robert Byrne(ロバート・バーン)の名言です。前半と後半で単語の順を並び変えた、シンプルな英文です。

The most important thing is to enjoy your life – to be happy – it’s all that matters.

「何より大事なのは、人生を楽しむこと。幸せを感じること、それだけです」

イギリスの女優 Audrey Hepburn(オードリー・ヘップバーン)の名言です。

「the most important thing(最も重要なこと)」は、よく使われる熟語です。また「it’s all that matters.」は「それだけで十分」という意味があります。

An investment in knowledge always pays the best interest.

「知識に投資することは、常に最大の利益をもたらす」

米国の政治家 Benjamin Franklin(ベンジャミン・フランクリン)の名言です。

「investment in knowledge」で「知識への投資」という意味があります。また「pay the interest」で「利息を支払う」という意味です。

Life is not fair; get used to it.

「人生は公平ではない。そのことに慣れよう」

ビル・ゲイツの名言です。「get used to ~」で「~に慣れる」という意味があります。

この名言は、決して悲観的なわけではありません。人種によって骨格や筋肉量のベースが違うように、また生まれてきた環境や地域が人それぞれ違うように、人にはそれぞれ必ず「違い」があるものだということです。

その違いに嘆くのではなくて、自分の置かれた環境で最大限出来ることをやろうという意味が込められた名言です。

Try not to become a man of success but rather to become a man of value.

「成功者になろうとするのではなく、むしろ価値のある人間になろうとしなさい」

物理学者のアインシュタインの名言です。

「not A but rather B」で「AではなくむしろB」という意味になります。

Life isn’t worth living, unless it is lived for someone else.

「誰かの為に生きてこそ、人生には価値がある」

これもアインシュタインの名言です。

「unless」は「~でない限り」という意味があり、直訳すれば「人生に価値はない、誰かのために生きていない限り」となります。それを前向きな表現で意訳したものが、上記の訳です。

先ほどの名言でもアインシュタインは「価値のある人間になりなさい」というメッセージを伝えていましたが、偉業を成し遂げたアインシュタインだからこそ、成功より人のために生きることの大切さを実感していたのかもしれません。

何か夢のために行動しているのであれば、それが自分の利益のためだけなのか、人のためになることなのかを考えてみて下さい。

Your life would be very empty if you had nothing to regret.

「何も後悔することがなければ、人生はとても空虚なものになるだろう」

画家の Vincent van Gogh(ゴッホ)の名言です。

「would be」は「~になるだろう」という意味です。「have nothing to regret」で「心残りはない」という意味ですが、ここではシンプルに「何も後悔することがない」と訳しています。

何も後悔がないというのは、何にも挑戦しなかったということでもあり、挑戦のない人生は刺激が無くてつまらないものだというメッセージが込められた名言です。

まとめ

名言は、物事の本質を教えてくれたり、これまでになかった物事の見方などを提供してくれたりするものです。

英文を学びつつ、人生をより良いものにしていくためにも、英語の格言・名言を何度も読み返してみてください。

もしあなたが正しい文法や表現を身に着けたいのであれば、英会話教室で学ぶことをおすすめします。

私たちが運営している英会話教室『24/7English』では、あなたの興味や目的に合わせたオリジナルのレッスンが受けられます。ぜひ検討してみて下さい。

 

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