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リスニング・スピーキング 日常生活で使える!略語を覚えてフランクな英語を使いこなそう

略語というと若い人たちの間で使われている言葉のイメージがあるかもしれません。

しかし英語圏では比較的年齢層に関わらず広く略語が使われており、時にはビジネスの場でも使用されることがあります。今回は知らないと使えない、英語の略語についてご紹介します。

英語の略語について

英語ではしばしば略語が使用されます。日本語にも略語はありますが、英語の方がより略語を使用する場面は多い印象です。例えば、「i.e.」と「e.g.」という略語をご存知でしょうか?

i.e.はラテン語のid estの略で、英語で言うと「that is」(すなわち、言い換えれば)を意味します。

e.g.はラテン語のexempli gratiaの略で、英語で言うと「for example」(例えば、例を挙げると)という意味を指します。

このように英語の略語は意味を知っていないと分からないものも多く、またネットスラングなどに代表されるようなフランクなもの以外でも、ビジネスなどのオフィシャルなシーンで使用される略語もたくさんあります。

こういった英語の略語を覚えておくことは英語を理解する上で必ず役に立つはずですし、うまく略語を使えると英語にこなれている印象を周囲に与え、よりコミュニケーションが取りやすくなるかもしれません。

また略語の発音方法にはいくつか種類があり、単語同士がくっついて発音されるものや、頭文字を取ってきて省略するタイプなどがあります。

例えば前者では「want to」が「wannna」と発音されるケースが挙げられますし、後者では「the United States of America」が「US/USA」になるケースが挙げられます。略語を覚える時に合わせて発音方法もチェックしておくようにしましょう。

略語を使う時の注意点

英語の略語を使う時に注意したいポイントは2点あります。

一つ目は、ビジネスの場面で使うと失礼にあたる表現もあるということです。

比較的ビジネスシーンでも略語を使用することは多いと述べましたが、それはあくまでもビジネスシーンで使っても差し支えない略語の場合のみです。SNSや友人同士の会話でしか使用しないような略語ももちろん存在します。

そのようなくだけた略語をビジネスシーンで使ってしまうと、常識がなく見られたり、時には相手を怒らせてしまったりすることもあるので注意しましょう。

二つ目は一般的でない場合があるということです。特定のコミュニティの中ではよく使われる略語であっても、一般的には認知されておらず他の人に使っても通じないという可能性もあります。

略語を使う場合は、使うシーンが問題ないかどうか、また広く普及している表現なのかどうかに気をつけると良いでしょう。

ビジネスで使える英語の略語

早速使える英語の略語の例について見ていきましょう。

まずはビジネスで使える英語の略語についてです。ただし、どういう関係性の相手に使うかは気を付けましょう。

メールで使える略語

  • CC:carbon copyの略。カーボンコピー、つまり複写を意味します。
  • BCC:blind carbon copyの略。Blind(ブラインド)が付いているので、受信者にはわからない形で、メールの複写、copyを送ることを指します。
  • C/O:care ofの略。「~気付」を意味します。郵便物を送る際に、受取人の住所以外の場所に届けて欲しい時に使います。
  • BTW:by the wayの略。話題を変える時に、つなぎ言葉として口語でもよく登場する「ところで」。メールでもよく使用されます。
  • FYI:for your informationの略。「ご参考までに」という意味です。
  • PLS:pleaseの略。
  • RSVP:répondez s’il vous plaîtというフランス語の略。英語にするとplease reply、つまり「お返事をお願いいたします」の意味です。パーティーの招待状などで使われる略語です。

その他の略語

  • TBD:to be determinedの略。検討中の物事に関して、「今後決定予定」という意味で使用します。
  • TBA:to be announcedの略。検討中の物事に関して、「今後発表予定」という意味で使用します。
  • TBC: to be confirmedの略。検討中の物事に関して、「確認中」という意味でしよします。
  • Inc.:incorporatedの略。「株式会社」の意味。
  • CEO: chief executive officerの略。「最高経営責任者」の意味。
  • AGM: annual general meetingの略。「年次総会」の意味。
  • R&D: research and developmentの略。「研究開発」の意味。
  • i.e.(アイイー): id estの略。That is、つまり「すなわち」の意味。
  • e.g.(イージー): exempli gratiaの略。「例えば」の意味。
  • p.s.(ピーエス): post scriptumの略。追伸の意味。メールの最後に付け加える事柄に使います。
  • NB/N.B.(エムビー): nota beneの略。「注意」の意味。

SNSなどで使える英語の略語

次にご紹介するのは、SNSなどでよく使用される略語です。こちらの略語はビジネスの際は使用しないようにした方が無難です。

  • ASAP:as soon as possible の略。「できる限り早く」の意味。
  • AMA:Ask Me Anythingの略「何でも聞いていいよ」の意味。
  • ASL:Age Sex Locationの略。「年齢・性別・住所」の意味。
  • BTW:by the wayの略。「ところで」の意味。
  • B4:beforeの略「前に」の意味。
  • B/C(もしくはcuz):becauseの略。「なぜなら」の意味。
  • BRB:be right backの略。「すぐ戻る」の意味。
  • CYT:see you tomorrow.の略。「また明日」の意味。
  • CYA:see youの略。「またね」の意味。
  • DIY:do it yourselfの略。「自作」「自分でやる」の意味。
  • DK:don’t knowの略。「知らない」の意味。
  • EOD:end of discussionの略。「話題の終わり」の意味。
  • FAQ:frequently asked questionsの略。「よくある質問」の意味。
  • GR8:greatの略。「素晴らしい」の意味。
  • GTG/G2G:get to goの略。「行く」の意味。
  • HF:Have funの略。「楽しんで」の意味。
  • IC:I see.の略。「わかりました」の意味。
  • IDK:I don’t know.の略。「知りません」の意味。
  • IMO:In My Opinionの略。「私の考えでは」の意味。
  • JK:just kiddingの略。「ただの冗談」の意味。
  • JIC:just in caseの略。「念のため」の意味。
  • K:Okay の略。「オッケー」の意味。
  • KIT:keep in touchの略。「連絡を取り合う」の意味。
  • Lil:littleの略。「小さな」の意味。
  • LMAO:laughing my ass offの略。「大爆笑」の意味。
  • LOL:laughing out loudの略。「声に出して笑う」「(笑)」の意味。
  • LMK:let me knowの略。「教えて」の意味。
  • MSG:messageの略。「メッセージ」の意味。
  • MMW:mark my wordsの略。「私の言うことを注意して聞いて」「しっかり聞いて」の意味。
  • NVM:never mindの略。「気にしないで」の意味。
  • NP:no problemの略。「問題なし」の意味。
  • OMG:oh my Godの略。「何てこと」「大変!」「マジで?」の意味。
  • OTT:over the topの略。「やり過ぎ」の意味。
  • OMW :on my wayの略。「道中」の意味。
  • PLS:pleaseの略。「お願い」という意味。
  • Prolly:probably の略。「たぶん」の意味。
  • QQ:quick questionの略。「簡単な質問」の意味。
  • R:areの略。「be動詞」として使用する。 例)R you Okay?(Are you Okay?)
  • ROFL:Rolling on the floor laughingの略。「大爆笑」の意味。
  • RN:right nowの略。「今すぐに」の意味。
  • SRY:sorryの略。「ごめんね」の意味。
  • SYL:See you laterの略。「あとで」「今度」の意味。
  • SUP:Wat’s up?の略。「元気?」の意味。
  • Thx:Thanks の略。「ありがとう」の意味。
  • TTYL:talk to you laterの略。「あとで話す」「連絡する」「またね」の意味。
  • TBA:to be announcedの略。「あとで知らせます」の意味。
  • THO:though の略。「だけど」「けれども」の意味。
  • V:veryの略。「とても」の意味。
  • W/:with〜の略。「〜と一緒に」の意味。W/Oだとwith out〜「〜なしで」の略。
  • WB:Welcome Backの略。「おかえり」の意味。
  • Wanna:want to~の略。「~したい」の意味。
  • WRUD?:what are you doing?の略。「何をしているの?」の意味。
  • XOXO:hugs and kissesの略。「ハグ、キス」の意味。
  • YW:You are welcomeの略。「どういたしまして」の意味。
  • YGBK:you gotta be kiddingの略。「冗談言ってるに決まってる」の意味。
  • Y:whyの略。「なぜ」の意味。
  • ZZZ:sleeping, bored, tired の略。「眠る」「退屈」「疲れた」の意味。

人や物を指す時の英語の略語

人や物を指すときにも英語の略語が使用されます。

  • U:youの略。「あなた」の意味。
  • UR:yourの略。「あなたの」の意味。
  • PPL:peopleの略。「人々」の意味。
  • BRO:brotherの略。親しい人に対する呼びかけで「兄弟」の意味。
  • Dat:thatの略。「それ」「その」の意味。
  • Da:theの略。「その」の意味。

略語を覚えて、英語でコミュニケーションを取ってみよう!

様々ある英語の略語。これらを覚えて使いこなすことによって、あなたの英語はグッとこなれたものになるはずです。

ビジネスシーンでは避ける略語表現など、気をつけるポイントはありますが、うまく使えば英語の略語はコミュニケーションを円滑にしてくれるもの。そして何も知らないままだと相手が何を言っているのか全く理解できない可能性もあります。

ネイティブの方と一歩踏み込んで仲良くなるなら、正しい略語を覚えてぜひ使ってみてくださいね。

もしあなたが正しい文法や表現を身に着けたいのであれば、英会話教室で学ぶことをおすすめします。

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